OVER60

還暦を迎えたオヤジのあれこれ

どこまでも走りたくなる シトロエンエグザンティアブレークのこと


1997年型を11年間18万キロ乗りました。一番好きな車です。当時世田谷の甲州街道沿いにあった西武自動車のショールームにあった展示車を恐ろしい値引きで購入しました。色はエンジ(正式名はルージュピボワン)、サンルーフ付きも決めてでした。
カーグラフィックの長期レポートで故 小林彰太郎氏が絶賛していたのが、きっかけで欲しい欲しい感が抑えきれずちょい無理で買ったのですが、いやー良かったです。同様の方、多いのではないでしょうか。
 購入前に、豊島園で開かれたCGミーティングで小林彰太郎氏とお話しする機会があり、「エグザンティアはどうですか?」とお聞きしたところ、「いい車ですよ、お買いなさい」と言われ背中を押されたのも懐かしい思い出です。
 確かに部品交換は多々ありましたが、一度も路上ストップがない意外な信頼性、遠出するときの高揚感、見飽きないスタイル等今でも欲しい1台です。


★よい所
 前述のとおりですが、とにかく飽きない車でした。一番のウリである乗り心地は言われていたような「雲の絨毯」ではなく、安定した接地感だが心地よい浮遊感という、相反するものを併せ持つような独特なもので、自分は気に入りました。
タイトルに書いた「どこまでも走りたくなる」感じです。それと操作類が合理的です。一度は外国語大学のフランス語学科を志した自分としては、仏文化の合理性が垣間見えたようで納得でした。
★イマイチな点
 あばたもえくぼなので、4万キロ毎に交換するスフィア等もろもろの整備費用はやむをえずでした。ただ、サンルーフ故障で交換30万円と言われた時は落ち込み、以後は不動ルーフとなりました。

11年間の費用は、車検、整備費用が220万円、ガソリン代は201万円でした。


今でもカーセンサー等でエグザンティア中古をつい探しちゃいますね。

旅立ち

3月27日に新たなオーナーの元へ旅立ち、お別れしました。4年間の付き合いでしたが、良くも悪くも忠実な相棒でした。やっぱり車って所有してみないとわからないですね。
★良い点

・限定車でしたが、ボディーカラーが好きでした。今は、白、黒、銀ばかりが目立ってますが、ベージュ、エンジ、紺、グリーン等の個性的なカラーが好きです。
・乗り心地がゆったりして疲れない…長距離平気です。クルーズコントロールオンで楽ちん楽ちん。
・燃費良し…高速オンリーだとメータ読みで最高17km/l、平均は計算してないけど恐らく10km前後。
・操作類は人間感覚にマッチしており、うまく言えないけどしっくりくる感じ。咄嗟の時に安心です。
・カッチリした造り…巷では昔の方がもっとしっかりしていたという声を聞くが、十分剛性あり。65,000kmで手放しましたが、トータル劣化はあまり感じない。
・視界良し、小回りOK…乗りやすいです。

★イマイチな点
・ワクワク感なし…エグザンティア、プジョーの時のような高揚感は感じず。でもこれは乗る人の経年劣化による感受性低下かもしれないし、ラテンとゲルマンの文化の違いかもしれないし、微妙。
・修理費は割高…まあ部品はネットでOEM品等がリーズナブルに購入できるが、純正品及びディーラー工賃は恐るべし。こんな田舎でもヤナセと名が付けば工賃レートは都会なみ。軽整備はなじみの修理工場へ入れてました。

中古購入でしたが、4年間の費用は、車検、スタッドレス用ホイール購入、レギュレータ交換、他いくつか交換で44万円、ガソリンが47万円、合計91万円となりました。


代わりの車は4月4日に来ます。人生最初で最後のオープンカーです。追って紹介しま~す。

バリー・マニロー

ラスベガス・ヒルトンの長期公演をNHK BSで録画したのはかれこれ5年位前のこと。それからすっかり虜になりましたね、バリー・マニロー。学生の頃に「悲しみのマンディー」を聞いた覚えがあったが、その後を知らなかった自分にとって、ラスベガスコンサートは新鮮驚きのエンターテイメントです。今も酔った時にたまに見てますが、いいですね。
彼のサイト http://barrymanilow.com/splash/ を見ると、今でも頻繁にコンサートをやっています。見たいね、今年中に行ってみよっと。